ニコニコ池に住む生き物たち
3月20日(土)、飯能青年会議所様主催でニコニコ池の清掃活動が行われました!!!
当日は、清掃だけでなくニコニコ池に生息する生物の保護・観察も行われました。
飯能高校の先生、やまね酒造の若林様に詳しく教えていただき、実はたくさんの生き物が住んでいたことがわかりましたのでご紹介します!!!
※昆虫の写真がありますので、苦手な方はご注意ください。
■ニコニコ池とは
飯能中央公園の対面、Piene Caféの隣に位置する人口池のことを「ニコニコ池」と呼びます。
ここは、OH!!!がOPENするよりも昔、数十年前に”近隣の憩いの場にしよう”との思いから、飯能の有志によって建設されたそうです。現在は、OH!!!も管理に協力しておりますが、能仁寺様の敷地となります。
春は花見、夏はザリガニ釣り、秋は紅葉など、親子連れからご年配の方まで地元に愛されている場所です。
■一体何が住んでいたのか…?
一帯の自然保護活動の一環として、生物捕獲・解説をしてくださったのは飯能高校の先生、やまね酒造の若林様です。
小さな生き物が泥と一緒に取り除かれてしまう前に、懸命に水たまりの中を網で捜索……。
まず見つかったのは大量の「小さなエビ」!!! 網をあげるたびに必ず何匹も。
次に驚いたのは日本の「メダカ」が見つかったこと!!!
日本固有のメダカは外来種の影響を受けて数が減少し、1999年から絶滅危惧種2類に指定されています。そんなメダカがニコニコ池に住んでいるなんて、なんだか嬉しくなりますね✨
もう一つ嬉しい発見は、「カワニナ」と呼ばれる巻貝が見つかったこと!!!
「カワニナ」はホタルの幼虫の餌になる巻貝で、水がきれいな場所に生息しています。ということは、飯能に流れる川の水がきれいな証拠ですね!!!
他にもヤゴ(トンボの幼虫)やドジョウ、稚魚や小さな巻貝が見つかり、思った以上にたくさんの生き物の住みかとなっていました。
■植物の根っこもたくさん!!!
泥の中からは、水生生物だけでなく蓮の根っこもたくさん出てきました!
どの根も長くしっかりとしており、きれいになった池でまた新たに花を咲かせてくれるのではないでしょうか。
このようにたくさんの生き物が住まうニコニコ池をはじめ、飯能市の自然環境を今後も守っていきたいと強く思いました。
OH!!!を訪れた際は、是非ニコニコ池も覗いてみてください!