さつまいも作りは、「種芋」を栽培するところから始まります。
さつまいもは種を植えて育てるのでなく、前の年に収穫したさつまいもを元にして栽培を行います。この元になる芋を種芋と言います。
種芋から生えてきた苗が育ったら、苗を切って定植※1(ていしょく)を行います。
また、種苗会社からウィルスフリーと呼ばれる「ポット苗」※2を購入して定植を行うこともあります。
ピックルスファームでは、3月に紅はるか、シルクスイート、愛子町、ハロウィンスイート、ふくむらさき、紅赤の6種類の種芋植えを行いました。ポット苗では、紅はるかとシルクスイートの2種類を植えました。
※1 定植 … 植物を栽培する最終の場所に植えること。
※2 ポット苗 … プラスチック製の容器で栽培した植物の苗。
後日、定植を行う農場の耕耘※3(こううん)と除草を行いました。
雑草が小さいうちに早めに処理をしないと手遅れになってしまうため、この時期に実施します。
トラクターで耕耘作業を進め、雑草のない綺麗状態に耕すことができました。
ここから定植が始まる5月まで種芋を育てていき、定植に向けた準備を進めます。
※3 耕耘 … 田畑を耕し、雑草を取り去ること。