さて、七草粥に使われている春の七草を全てご存じでしょうか。
春の七草とは、芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)のことを指します。
その中にあります、菘は蕪(かぶ)、蘿蔔は大根を意味しており、これらは漬物にもよく使われる野菜です。
蕪は、白い根の部分より葉に栄養がありカロテンが多く含まれ、体の元気を保つ効果があります。
加えて豊富なビタミンCや食物繊維も含まれるため、健康的な毎日を過ごすサポートをしてくれます。
大根の効能は蕪と似ていますが、消化酵素を多く含むため消化の助けとなります。
白い色は純潔をあらわし、幸先が良い野菜とも言われており、大根は縁起物としての意味もあります。
七草粥だけではなく、蕪や大根のお漬物を普段の食卓に加えてみてはいかがでしょうか。