漬物の種類
漬物は、日本で古くから愛されている発酵食品のひとつです。そんな漬物は使われる副材料(塩、醤油、味噌など)によってたくさんの種類に分けられます。また味が変化する(発酵する)ものや貯蔵期間などによっても、種類が異なります。
浅漬け
浅漬けは、野菜を塩や調味液で短時間漬けた漬物のことです。
お新香や一夜漬け、即席漬けも浅漬けに分類されます。
味噌漬け
味噌漬けは、野菜や肉・魚を味噌に漬け込んだものを指します。
手軽に作ることができ、おかずの作り置きとしても活用できます。
豆腐や卵黄を味噌漬けにすると、お酒のアテにぴったりな珍味になります。
塩漬け
醤油漬けは、醤油または醤油をベースに調味料や香辛料を加えた調味液に野菜や肉・魚などを漬けたものを指します。
醤油漬けの調味料としては、醤油のほかにみりんや酒、お酢などが使用されます。
醤油漬け
浅漬けは、野菜を塩や調味液で短時間漬けた漬物のことです。
お新香や一夜漬け、即席漬けも浅漬けに分類されます。
ぬか漬け
ぬか漬けは、米ぬかに水や塩を加え、乳酸発酵させたぬか床に漬けこむことで出来上がる漬物です。
ぬか床の状態によって、香りや味わいが変化するのが特徴です。
定期的にぬか床のお手入れをすることで、美味しいぬか漬けを長く楽しむことができます。
酢漬け
酢漬けは、野菜や魚などを調味した酢に漬けたものを指します。
漬ける食材によって下処理の方法が異なるほか、酢に調味料や香辛料を加えた調味液が使われるなど、様々なバリエーションを楽しむことができるのが特徴です。
千枚漬けやピクルスも酢漬けのひとつです。
麹漬け
麹に砂糖や塩を加え、野菜や肉・魚を漬け込む方法を麹漬けといいます。
麹の甘みに塩気がアクセントとなる塩麹は、どの食材とも相性が良く、やさしい味わいが特徴です。
粕漬け
粕漬けは、酒粕やみりん粕に食材を漬けて作る漬物です。
それぞれの芳醇な香りと旨味が特徴で、野菜をはじめ、肉・魚や加工食品など多種多様な食品が使われます。
粕にわさびを加えたわさび漬けや、奈良漬けも粕漬けの一種です。
辛子漬け
辛子漬けは、塩漬けにした野菜に辛子や麹、お酒などを加えて漬け込むことで出来上がります。
辛子のピリッとさがアクセントとなり、素材の味を引き立ててくれるのが特徴です。